病院と鍼灸、併用するメリット

COPDの治療では、病院での薬やリハビリが基本となります。
しかし、薬だけでは「息苦しさの軽減」や「疲労の回復」に限界を感じることもあります。
① 病院ではできない「体のケア」ができる
✔ 薬では改善しにくい胸や背中のこわばりをゆるめる → 呼吸をスムーズに
✔ 自律神経を整え、不安感やストレスを軽減する → リラックスしやすい体へ
② 薬の効果をサポートできる
✔ 鍼灸で血流やリンパの流れを促進し、体の回復力を高める
✔ 免疫バランスを整え、感染症リスクの低減をサポート
③ QOL(生活の質)の向上
✔ 息切れを軽減し、日常の動作を楽にする
✔ 睡眠の質を向上させ、疲労回復をサポート
「病院を通院しながら、より快適に日常を過ごしたい」 そんな方にこそ、鍼灸の併用がおすすめです。
COPDに対する鍼灸の役割

① 呼吸を楽にするアプローチ
当院に来院されるほとんどのCOPDの方は、胸や背中の筋肉が過剰に緊張し、呼吸が浅くなりがちです。 鍼灸では、呼吸を助ける筋肉(横隔膜・肋間筋)をゆるめることで、呼吸がスムーズになるよう働きかけます。
施術例:
✔ 天突(てんとつ)、膻中(だんちゅう)(胸を開いて呼吸を楽に)
✔ 肺兪(はいゆ)、膈兪(かくゆ)(肺の働きを整える)
✔ 合谷(ごうこく)、太谿(たいけい)(全身の巡りを良くしてエネルギーアップ)
② 全身の疲れ・だるさを軽減
COPDは慢性的な疲労や筋力低下を伴うことが多く、回復力の維持も重要です。 鍼灸では、自律神経を整え、疲労回復や血流促進をサポートします。
③ 不安やストレスの軽減
「また息苦しくなったらどうしよう」と不安を感じることも。 鍼灸は副交感神経を優位にし、リラックスしやすい体づくりをサポートします。
COPDは難しい病気ですが、「今できることを増やす」ためのサポートが大切です。
「少しでも呼吸を楽にしたい」「疲れを軽減したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、あなたのペースに合わせた施術を心がけています。 鍼灸を活用しながら、無理なく心地よい毎日を過ごせるよう、一緒にサポートしていきましょう。
このページの著者

著者:北村祥博
はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、スポーツトレーナー
東京都武蔵野市 武蔵野きざし鍼灸・マッサージ院 院長
スポーツ選手のサポート、一般の方までの施術経験を活かし
鍼灸で自律神経失調症、慢性的な肩こり腰痛の施術を行う治療家
お電話ありがとうございます、
武蔵野きざし鍼灸・マッサージ院でございます。